浅香航大,岩井志麻子,
中山昌亮氏のホラー漫画「不安の種」が実写映画化され、7月に劇場公開されることが決まった。 原作は「月刊チャンピオンRED」と「週刊少年チャンピオン」(ともに秋田書店)で連載されていた、日常に潜むさまざまな怪異を描いたオムニバス形式のホラーコミック。独特なタッチの画とインパクトのある怪異描写で今なおカルト的な人気を誇り、実写映画版は、ある街で起こったバイク事故をきっかけに、街に潜む怪異現象が次々と露わになる様子が描かれていく。 人気フェイクドキュメンタリー「放送禁止」シリーズの長江俊和が監督脚本。「きみの友だち」で第30回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞し、「ゆめのかよいじ」「Heart Beat」など主演作が続く石橋杏奈が、怪異のモノを見る能力を持った二面性のある少女陽子役で主演を務める。ほか、物語のキーとなる青年役で「ALWAYS 三丁目の夕日」の須賀健太、「悪の教典」の浅香航大ら若手有望株が出演。ベテラン俳優の津田寛治、作家の岩井志麻子らが脇を固める。 また、原作でも人気の“オチョナンさん”など異形のモノの造型と特殊メイクを「バイオハザード ディジェネレーション」の特殊造形クリエイター百武朋、音楽を塚本晋也監督の「鉄男 THE BULLET MAN」などで知られる石川忠が担当。実力派のスタッフ、キャストにより、漫画の世界観を再現。見終わったあとも「不安の種」が残る、尾を引く恐さがにじみ出るホラー映画になっているという。
2015-12-15 10:26:07